NISA(ニーサ)とは、正式には少額投資非課税制度といいます。イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)の日本版としてNippon Individual Savings Accountの愛称が付けられその略字がNISAになります。通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をし売却して利益が出た場合や配当を受け取った場合には、その利益額に対して約20%の税金がかかります。
NISAは「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になるという制度です。つまり、利益に対して税金がかからないという制度です。利用枠は、毎年120万円までの投資元本が非課税枠として設定されます。利用する層を拡大させるために「ジュニアNISA」として未成年者(0~19歳)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定されています。
さらに「つみたてNISA」として、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度も設けられました(2018年1月からスタート)。購入できる金額は年間40万円までで、対象は積み立てに限られており、非課税期間は20年間と長期間となっています。購入可能な商品は長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。
このような悩みがある人は、一度FPに相談してみませんか?
- ジュニアNISAとは?
- つみたてNISAとは?
- 他の口座と損益通算できるの?
- いつまで非課税なの?
- 非課税にならないことはあるの?
- どこでNISAができるの?
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- NISAのデメリットは?